AgneiyaIV
 ――この姫は、歴史に永く名を残すでしょう。混沌を呼ぶものとして。
 不吉なる予言を背負って生まれた、双子の皇女。ひとりは祖国のため男子として皇帝に。今一人は、同盟の人質として隣国へ嫁いだ。だが、真実歴史に選ばれし『皇帝』はただ一人。他国へと嫁いだ姫君こそが、皇帝アグネイヤ四世を名乗ることのできる存在だった。
 歴史のうねりに翻弄された、”アグネイヤ”の名を持つ二人の皇女と、彼女を取り巻く人々の物語。 
 
▲15歳以上の読者を対象としております。年齢に満たない方の閲覧はご遠慮願います。▲
第一章 さすらいの皇女
1)邂逅      2)白銀の貴公子     
3)魔手      4)巫女      
5)寵姫       6)姉妹     
7)交錯      8)双子     
9)皇帝        10)奔流     
断章/暁と黄昏と〜暁の皇女と黄昏の巫女 前編 中編 後編
第二章 輝ける乙女
1)黎明    2)初夜       
3)陰謀      4)美獣          10
5)后妃      6)辺境      
7)傀儡      8)暗殺     
9)岐路      10)書簡     
11)混沌      12)暗雲     
断章/混沌の姫君〜月姫 
第三章 深淵の鴉
1)予言      2)探索     
3)出奔      4)姦計     
5)冬薔薇       6)皇女      
7)連鎖          10 8)女帝          10
9)動乱          10 10)虚像          10
◆断章/滅びの娘〜静寂の灯火
第四章 虚無の聖女
1)会戦      2)暗躍     
3)駆引      4)暗転     
5)混迷      6)決別     
7)相克      8)双生     
9)比翼      10)女神     
◆断章/白薔薇の乙女〜娼婦 寵妃 美姫 毒婦
第五章 暁の覇者
1)均衡      2)煽動     
3)聖女      4)魔女      
5)徒花      6)群雄     
7)払暁       終章    
<外伝> 本編読了後にご覧戴ければ、と思います
銀月ゆれる箱庭
 王都の下町で暮らすセシルには、悩みがあった。兄と母は銀髪青瞳であるのに、何故か自分は黒髪碧眼。自分はこの家の子供ではないのではないか。やがてとある青年貴族の来訪により、封じられていた事実が明かされる。
 『身分違いで30のお題』使用。
白薔薇の惑い     
 隣国に嫁ぐことになった美貌の皇女。彼女が恋したのは、未来の義弟となる人だった。
淑女たちの休日
 遠乗りに出向くフィラティノア王太子の妃と寵姫。禁じられた言葉参加作品。(超番外編)
魔女
 稀代の細工師オルトルート。だが、実は現在のオルトルートは二代目で、その名をティルデと言った。
聖女散華  
 四百年の歴史を誇る神聖帝国は、その日滅びた。落日の最後の煌きを背負うのは、若き女帝クラウディア一世。そして、歴史に記されぬひとりの悲しき女性であった。
覇王の瞳  
 小国の王女ルクレツィアが森で出会ったのは、精悍な目をした盗賊であった。彼は失われたはずの古代紫の瞳を彼女に向ける。「俺の、花嫁にならないか?」
茜姫
 アヤルカス大公妃・リディア。そう呼ばれるために、彼女は生まれた。けれどもその瞳は、忌まれし『覇王の瞳』。

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